夜久野土地開拓記

初めて福知山にやってきたのは2000年頃の秋。

自身の作品の収蔵と芸術村の建設を夢見て、広めの土地を探していました。

ある日、新聞広告で牧場が売りに出されているのを知り見に行くことに。
初めて訪問した時は、ピンクの野草が咲き誇り、小さな丘から見下ろす畑には稲が実り、山々はうっすらと霧をまとっていました。

それはそれは綺麗で見晴らしもよく、周りの風景や夜久野町に惚れ込み土地を購入しました。

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(※当時の写真ではありません)

ところが秋が過ぎ、覆っていた蔓草が枯れ始めるとちらほらゴミが出てきました。

春になり、雪が姿を消した途端出てきたのは、牛舎の鉄骨、セメント壁の残骸からプラスチックのバスタブまであらゆるゴミが散乱したゴミの山。

牧場が売りに出されてから10年、放置されていればそうなるのも仕方がありません。

寝る場所もない状態から道を作り、業者さんや地元の方に手伝っていただきながら、日進月歩で整備開拓を進める日々が始まりました。

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特に地元の農家の方には畑の耕し方、作物の植え方を丁寧に教えていただき、自分たちで野菜が作れるようになりました。

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屋根を赤く塗ったのはご愛嬌です^^

2年ほどでやっとゴミの整理が終わり、ここから美術館を建てる夢がスタートしたのでした。