夜久野高原 八十八ヶ所石仏めぐり

ハイキングを楽しみながら、人生を振り返ってみませんか?

ここ夜久野高原には、1歳〜88歳までの年齢のついた石仏が点在しています。四国八十八カ所大師霊場を移したもので、その縮図を数時間で体験することができます。

面白いことに、上りの山道には10歳から60歳の石仏が配置されており、まるで道の険しさと人生が対比しているかのよう。巡礼者は願い事を書いたよだれかけを、自分の年齢の石仏に奉納するのだそうです。

さて、こちらがスタート地点の「夜久野茶堂」。「放光院」とも呼ばれます。

イチョウの木と、敷き詰められた落ち葉の黄色が綺麗ですね〜。

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茶堂には1歳と2歳の石仏が安置されています。

前の道は、「西の比叡山」と呼ばれる「西国三十三所第27番 圓教寺」から、「第28番 成相寺」へ通ずる成相道(なりあいみち)。

碑文によれば、ここ夜久野ヶ原は東西約一〇里にわたって家もなく、獣がうごめいて旅人に害をなし、水を飲める場所も無かったために病を患う人々が多かったそう。

諸国巡歴の途中の「一道貞心禅者」がこの夜久野ケ原を通りがかり、庵を建て茶を煮て道行人々に供したのがその始まりと伝えられています。

石仏の正確な位置はうろ覚えですが、こちらがだいたいのマップ。
より詳しいマップは後述する藤原さんに頂くことができます。

茶堂を左に曲がってすぐの所に、3歳、4歳石仏が安置される金比羅神社への入り口があります。

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坂を登ると鳥居が。ここからの眺めはのどかで絵になります。

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「ボクの歳の石仏はもうすぐだな〜。」
何をお願いするんでしょうか。

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※道路では綱を付けていますのでご安心ください

こちらが3歳、4歳の石仏。眺めもとてもよく、人生これからっていう感じがしますね。

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「みんなボクよりだいぶ年上なのに、結構速いね」

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今回は人生上り坂の10代〜30代は居なかったので(笑)、
ちょっとズルして途中トラックの荷台に乗せていただいちゃいました。
10代20代も、ちょっと寄り道になっていたりして、うまいこと配置してるなと感心しちゃいますよ。

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ここから鬱蒼と茂る杉並木。

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こちらは46歳の石仏。
40にして惑わずと言いますが、ここからはひたすら頂上に向かって歩くのみです。

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山頂につきました!宝山は349mとあまり高い山ではないので、本格的な登山をする方には少し物足りないかもしれません。

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山頂には小さなお堂があって、雨をしのげるようになっています。

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山頂から少し進むと、見晴らしのいい展望台へ。

この日は鳶がたくさん風に乗って飛んでいました。

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「5歳のボクと、人生曲がり角を過ぎた飼い主は見える景色が違うのかなぁ〜?」

すみません、ここから急に省略しちゃいますが(汗)

そして終点近くはまた茶堂に戻ってきます。

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銀杏がいっぱい落ちていました。

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この奥が70歳と71歳になります。

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下り坂あり、長くて平坦な道あり、終点かと思えばまだまだ道のりは長く・・・

さぁ、最後の88歳はどんな石仏なんでしょうか?
ご自身の目でお楽しみください。
いや〜ぁ、人生って深いですね。

そんな秋の一日でした。

今回の石仏めぐりは、京都府からエコファーマーに認定されている地元の農業家、藤原進さんにご案内いただきました。とても親切で楽しいおじさんですヨ。