天空の城で有名な、竹田城跡に登ってきました

「天空の城」として近年有名になった「竹田城跡」。
みなさんはご存知でしょうか?


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天空の城、日本のマチュピチュ、虎臥城、恋人の聖地

私達が夜久野にギャラリーを開いた2000年頃、竹田城はあまり知られていませんでした。

2006年に「日本100名城」に選ばれたことや、地元の写真家吉田利栄さん(83)の撮影した、雲海に浮かぶ城の写真で一躍有名になり、映画やNHK大河ドラマのロケ地になったことがきっかけで、観光客が激増したそうです。

また、天守台を中央に南千畳、北千畳、花屋敷が放射状に配され、その姿は虎が臥せているようにも見えることから、「虎臥城」(とらふすじょう・こがじょう)とも呼ばれています。

そのむかし「但馬国」の国境を守る砦だった

竹田城は、兵庫県朝来市の古城山山頂にあります。

その昔兵庫県はいくつかの国で成り立っており、但馬国と播磨国は何度となく争いを起こしていました。
竹田城は、播磨から但馬を守るための拠点として約580年前に建設されたようです。

その頃はまだ石垣ではなく、砦だったとのこと。

石垣を造ったのは、最後の城主赤松広秀

戦国時代、豊臣秀吉による但馬攻めにより竹田城は落城。
秀吉に投降した赤松広秀が城主となり、その頃に壮大な石垣積みの城郭を築き上げたといわれます。

赤松広秀は文化人で善政を布き領民から慕われたそうですが、関ヶ原の闘いで切腹を命じられ、竹田城は廃城となってしまいました。

この近くには、当時の権力者の重要な財源だった生野銀山があります。
大規模な築城や広秀の切腹の背景には、生野銀山が絡んでいるという説もあり興味がたえません。

石垣は400年を経て一部修復され国重要文化財となりました。

「天空写真」を撮るなら、向かいの山にのぼるべし

当たり前ですが、竹田城からは全貌を収めることができません。
竹田城跡の東南にある朝来山の「立雲峡」には、展望台が3つあり、第一展望台からは竹田城が見下ろすショットが撮れます。

立雲峡と正反対、竹田城の裏側にある「藤和峠」も竹田城と同じくらいの標高ですが、秋の朝日は逆光になるため注意が必要。日の出の写真ならいいかもしれません。

どちらも登山が必要なため、歩きやすい格好で行くことをオススメします。

雲海シーズンは、9月〜11月の早朝

霧は、大気中の水蒸気が急激に冷えるなどして飽和し、水の粒になった状態です。
なので、霧の出る条件は

  • 9月から11月頃
  • 「最高気温」と「最低気温」の差が大きい日の翌日
  • 7時頃までの早朝
  • 3日以内に雨が降って湿気のある状態
  • 当日は晴れ
  • 風があまり無い

シーズンによって観覧時間が異なるので注意

秋は4時から。土日祝はバスを利用

  • 9/1〜11/30 4:00AM~4:30PM
  • 土日祝の早朝:駐車場は使えない。イオン和田山店から「雲海バス」が出ている。
  • 平日:駐車場が使える。雲海バスはなし。

冬は入場できない期間が多いので注意

  • 12/1~1/3 10:00AM~1:00PM
  • 1/4~2月末は入城できない

春は8時から

  • 3/1~ 5/31 8:00AM~5:30PM

夏は6時から

  • 6/1~ 8/31 6:00AM~5:30PM

詳しくは、竹田城跡公式ホームページを見てね

実際に行ってきたよ

さて、私達は平日の早朝に行ったため、駐車場からのスタートです。
本当は6時頃のスタートにすればよかったけど、7時になってしまいました。

この山城の郷という駐車場にはトイレ、お土産屋さんなどがありますがお店の営業は8時半からのようです。

月が出てるけど、結構明けて来てますね。

駐車場からすぐに入り口があります。

もう夜が明けてきてしまいました。

雲海が遠くに見えます。この分だと登ってもまだ雲海は見えそうですね。
山々のグラデーションが美しいです。

こんな感じの道路が山頂まで40分ほど続きます。杖を持ってきてよかったです。

おーい、みんなまだなの? 後ろを気にする優しいボク。

駐車場から歩くこと約10分。ここから更に山道が30分程続きます。

途中見晴らしの良いスポットがありました。

チケット売り場です。

竹田城の石垣が見えてきました。結構ハードな登山でした。

竹田城はかなり広いです。登山に加えてあるき回るのも高齢者にはハードなので、杖や歩きやすい靴などの用意を忘れずに。

これ朝日が登るところだったら最高だったんですけど、でも雲海が見れて大満足です。

水墨画のように幻想的な山々。

一本松と背景の山々が美しいです。

この日は平日ということもあり、あまり登山客は多くなかったです。

ついでにボクまでカッコつけてしまいました。

この奥の一本松は、樹齢は推定100年以上。竹田城のシンボル的存在だったが、観光客が急増して幹周辺の土が踏み固められてしまったため、枯れてしまったそうです。

2018年1〜2月の冬季閉山中に伐採する方針だそう。とても悲しいですね。

ここから出口で、また30分ほどの下山になります。

次は立雲峡からの景色を撮ってみたいですね!

この記事は素人が書いたものです。なるべく客観的な情報を集めるようにしましたが、正確な情報については、各種公式ウェブサイトを参考にしてください。

参考